本誌の内容について
● 《巻頭対談》
吉田剛士のマンドリン・トーク
吉田剛士がマンドリン界の著名人や、マンドリンにまつわるゲストの方々をインタビュー。
マンドリンについて“熱く語る”コーナーです。
2020年冬号(Vol.49)のゲスト~宮武省吾さん ![]() マンドリン奏者としては数少ない留学経験者の一人として、四国を中心に全国で活動する香川県高松市在住の宮武省吾さんにお話を伺いました。 |
▶▶▶ 以下、一部抜粋
吉田:ドイツと日本のマンドリン界隈との文化の違いについて感じることはありますか。
宮武:マンドリンに限らず日本の音楽界全体について言えることですが、良くも悪くも、よく知られている音楽が好まれる傾向が強いですね。みんな知っている曲を聴くと盛り上がる。ドイツとかだと逆に、よく弾かれる定番の曲より、まだ聴いたことのないような新しいものに興味を覚える人達が多くて、あまりにポピュラーなプログラムだと「手を抜いているんじゃないか」とさえ言われるところが大きな違いだと思います。
吉田:ああ、そういうところありますよね。ところで自分自身としてはどういうレパートリーを大切に感じてますか?
宮武:何はともあれ、マンドリン奏者としては、基本になるヴィヴァルディ等のバロック、18世紀の音楽、モーツァルト、ベートーヴェン、フンメルなどの古典、カラーチェ、ムニエルなど代表的な作曲家の曲はいつでも弾ける様にレパートリーとして持っていることが大事だと考えています。それにずっと弾き続けているバッハやテレマンの曲。プラス現代の作品です。現代の作品については主に自分の好きな作曲家の曲や友人の曲(例えばアンドウマユコ)をレパートリーとして弾いていければ…と思っています。
宮武:マンドリンに限らず日本の音楽界全体について言えることですが、良くも悪くも、よく知られている音楽が好まれる傾向が強いですね。みんな知っている曲を聴くと盛り上がる。ドイツとかだと逆に、よく弾かれる定番の曲より、まだ聴いたことのないような新しいものに興味を覚える人達が多くて、あまりにポピュラーなプログラムだと「手を抜いているんじゃないか」とさえ言われるところが大きな違いだと思います。
吉田:ああ、そういうところありますよね。ところで自分自身としてはどういうレパートリーを大切に感じてますか?
宮武:何はともあれ、マンドリン奏者としては、基本になるヴィヴァルディ等のバロック、18世紀の音楽、モーツァルト、ベートーヴェン、フンメルなどの古典、カラーチェ、ムニエルなど代表的な作曲家の曲はいつでも弾ける様にレパートリーとして持っていることが大事だと考えています。それにずっと弾き続けているバッハやテレマンの曲。プラス現代の作品です。現代の作品については主に自分の好きな作曲家の曲や友人の曲(例えばアンドウマユコ)をレパートリーとして弾いていければ…と思っています。
● 過去にご出演頂いたゲストの方々
● マンドリン演奏者のための連載講座
久保田孝の「フィロマンこぼれ話」

久保田孝先生率いるクボタフィロマンドリーネンオルケスター、略して「フィロマン」。その長い活動の中から様々な「こぼれ話」をご紹介いたします。久保田先生の美学やこだわりに満ちたエピソードはきっと皆さんのマンドリン生活の養分になるのではないでしょうか。
柴田高明の「楽しいマンドリン研究室」Part II〜テクニック編〜

このコーナーでは、古今東西のマンドリン教則本に書かれた様々な奏法を比較分析しながら、マンドリン演奏のヒントを探していきます。
加賀城浩光の「マンドロンチェロ研究所」

マンドロンチェロの為の作品、演奏で知られる加賀城浩光さんに、効果的な練習法、弾き方のコツなどをご紹介いただきます。
指揮者でなくても知っておきたい指揮のこと

合奏に参加する全ての人にとって大切なことを、作曲者で指揮者の柳澤明良さんに基本的なことからわかりやすく語っていただきます。
石橋敬三の「マンドリン・インサイト」

マンドリニスト・作曲家の石橋敬三さんに、マンドリンについて自由に語っていただきます。
● そのほかにも楽しく、ためになる記事が満載!
小林由直の「気まぐれマンドリン随想」

マンドリン界でも有名な作曲家小林由直氏にマンドリンを巡るいろいろな話題を気の向くままに書いていただきます。
輝く!大学マンドリン

横溝史織さんが大学のマンドリン・クラブを訪問し、その活動ぶりを取材しています。
横溝史織のTwinkle Mandolin Days

“マンドリンの世界をもっと華やかに!”
横溝史織さんによる、〜マンドリン音楽のニュースタイル探索〜です。
世界のマンドリン新譜情報!

佐古季暢子さんによる、「演奏会や発表会、レッスンでの選曲の助けに」なる新譜情報!
赤岩大輔の「これだけは聴きたい特選マンドリンCD」
